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うわさの駄々情報が満載♪

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「今度は俺の部屋においで・・って言いたいとこだけどちょっと時間くれるかな?」



本当に朝帰りになったその帰り際

櫻井さんは言った



「・・・はい」



訝しく思いながら返事をすると



「俺んちシャレになんないくらい散らかってるんだよ、マジで」



苦笑する櫻井さん



「そうなんですか・・」


「いや、君の想像を超える汚さだから!

それで俺、そろそろ引っ越し考えてるんだ」


「・・え?」


「ピンと来ないだろ?

俺は片づける気が起きないくらい限界まで散らかしたら引っ越すの」



頭をかきながら櫻井さんはオレの部屋を見渡す



「相葉くんはちゃんとしてるもんな

突撃訪問なのにキレイでびっくりしたよ」


「いえっ、そんな」


「君がウチに来たらきっと片づけたくなると思うんだよね

そんなことに時間取られたくないからさ」



本当にそんなヒドイの?

イメージと違うなぁ



「だから引っ越すまで待って?」



手を合わせたお願いポーズ




「はい、わかりました

でもオレは気にしませんよ?櫻井さんのおウチに行けなくても

どこでもいいんです、会えれば」



ちょっとだけ期待して言ったら


櫻井さんは

くぅううう~って高い声を伸ばし



「ああ困った、帰りたくないし会社も行きたくない」



ぎゅーっとオレに抱きついて駄々をこねた




「相葉くんが俺をダメにする~」



そう言ってオレの肩におでこをグリグリ


くふふ、なんかかわいい




オレだってずっとこうしていたいです

でもそれは言わずに



「じゃあまたあとで」



手を振って送り出した




「どうせ今日も会えないんだろぉ~」



櫻井さんは拗ねた顔で何度も振り向きながら

朝焼けの中へ消えていった










新着!駄々

ごきげんよう。
新聞で 作者のわかやま けんさんの訃報を
知りました。
何度読んでもしあわせな気持ちになる絵本です。
一番の見せ場は
見開きページの
ホットケーキの焼ける場面ですが
改めて読み返してみると
子育てや
子どもの側にいる人に
「子どもって こんなん!
  子ども育てるって こんなん??
  そんな きれいに 一筋縄ではいかないよ。
  
  だけど 楽しいこと いっぱいあるよ。
  子どもは こんな事が好きだよ。
  
  だから 大丈夫だよ。」
と 寄り添って励ましてくれる絵本です。
ホットケーキを焼くまでに
お手伝いが上手くいかなくて
卵を床に落としたり
 (この場面の冷蔵庫のビールを見つけ
  お父さんのや!と言った かわいい子 います!)
粉をこぼしテーブルを汚しながら 
まぜまぜ したり です。
おはなしの終わりに添えられている文章も
取りこぼしてはいけない
大切なことが書かれています。
絵本を読んだ後の楽しみでもありました。
この絵本には どんなことを
書いてくれてるのかなぁ と。
子育て中、励まされました。
今も言葉が心に響きます。
いつの時代も 大切な事です。

ホットケーキを焼き終わって おしまいではなく

なかよしご近所のこぐまちゃんを呼んで
一緒に食べさせてあげるお母さんは
シリーズの中で 結構きびしいところもある
お母さんです。
子どもの大好きなことを知っている
しろくまちゃんのお母さんの子育ては
丁寧でいいお手本になります。
私は随分影響受けてたなぁ と
手元にある絵本を読み返して感じています。
子ども達の大好きな夏。
忙しい毎日でも楽しめる
ちょっとしたヒントいっぱいです。
じょうろの水でお外の金魚に雨を降らせたり
(この場面をしたくて外で金魚飼いました!)
ありさんに雨を降らせたり
町内の季節の風物詩となった
我が家のホースでのずぶぬれ水遊び
葉っぱのボート
洗面器をかぶってのシャワーの音を
聞くこと…。
ちょっと 大人が 工夫してあげたり
許してあげることで
子どもの世界は輝き
大人にとっても忘れられない思い出になります。
日々の買い物にもヒントがいっぱいです。
ポストにお手紙を投函したり
車に気をつけること
一緒に選んで買う事
欲しいけど 我慢する場面も。
駄々こねしたけど買ってもらえなくて
涙するけど
そのかわり 帰り道に滑り台で にっこり。
「あと さんかい すべったら かえるのよ」
この三回が たっぷりで優しいなぁ。
帰ってから 一緒に夕飯の支度、
この絵本の1日が どれだけ根気のいることか
幼い子と過ごす人は わかりますよね。
読み返して 改めて感じています。

著者の欄には 三人の方の名前が並んでいます。

「ねらい」の言葉に森 久左志の本名
森久保 仙太郎 と あるものも あります。

読者さんの はるままさん
お孫ちゃんの誕生日プレゼントに
この絵本を届けられた日に
訃報が発表された不思議な偶然…。
見送らなければならない命と
育っていく命が重なって
わかやまさんをはじめとする
三人の作家さんの伝えたい想いは
これからも ずっとずーっと
読み継がれるのですね。
今日の物語はこれで おしまいです。
お別れは 寂しいけれど
想いを受け取り
大切に楽しく読んでいきます。
ありがとうございます。
ごきげんよう…。
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