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ハハハを知ることで売り上げが2倍になった人の話

ハハハ
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ベビー、
どこを撮っても可愛い
親バカ(笑)

昨日は、

船越さんが、

娘に会いに来てくれました。
ずっと抱っこしてくれていました
船越さんの指に足を乗っける娘。

ハハハ可愛い。

また!

ハハハ それは、人と神の物語

しょーちゃんの撮影がクランクアップした日、こっそり俺は現場まで迎えに行った。
「急にどうしたの?」
しょーちゃんが目をくりくりさせながら聞いてくる。
「しょーちゃん映画、ドラマに忙しかったでしょ?特にドラマの撮影は夏飛び越えちゃったから、大変だったもんね。だからね?今から夏っぽい事しにいこ。」
「何か全然話の先が見えないんだけど。」
しょーちゃんは優しく笑ってくれたけど今日は俺がリードしちゃうもんね。
「いいから、いいから。シートベルトした?行くよ。」
夜中の街を抜けどんどん走って行く。
「いったいどこ行くつもり?」
「くふふ。内緒~。」
ある小さな海辺に着いた。
時間も時間だしもちろん誰もいない。
「しょーちゃん降りて。」
「えっ、いったい何?こんな夜中の海って気持ち悪くない?」
「もう~大丈夫だって!」
納得いかなそうなしょーちゃんの腕をどんどん
砂浜に引っ張って行った。
「じゃーん、線香花火?」
「はっ?急に?」
「夏と行ったら花火でしょ?でも目立つとダメだから線香花火だけね。」
しょーちゃんは眉を下げながら言った。
「いったい何本あるんだよ。」
「どっちが長く持たせるか競争だよ。しょーちゃん、ライター貸してくれる?」
幸い風もなく、線香花火の特有の香りと静かに咲く火の花がキレイだった。
そうこうしているうちに、丸く光る。
「しょーちゃん、ここからだよ。」
「負けねーからな。」
「あっ?」
「やったー。俺の勝ち。」
「次は負けねーからな。」
何か変なスイッチ入っちゃって2人の競争は意外にも盛り上がった。
「これで最後だね。」
「俺の方がちょっと負けてるよな、これは絶対に勝つ!」
「ヒャハッハッ、しょーちゃん今の海賊王になる!みたいな言い方だったよ。」
「そうか?」
ジリジリって丸くなった所でしょーちゃんのにくっつけたらすぐに落ちてしまった。
「何すんだよ、って何て顔してんの?」
「だって……ひとつになれるかなって思ったんだもん。」
「ハハハ。まーさき。最近してないもんなぁ?」
「な、何言ってんの?しょーちゃんのスケベ?そんな事言ってるんじゃないし。」
「ありがとう。何か夏満喫出来たわ。帰ろうか。」
「……うん。」
差し出された手にギュッと指を絡めた。
「しょーちゃん改めてお疲れさまでした。」
「……うん、ありがとう。」
「しょーちゃんは夏感じる事なく終わっていく感じだよね。」
車に着いてちょっと名残惜しかったけど手を離して車に乗った。
「そんな事ないぞ?今度は24時間、夏感じて司会するからな。」
「くふふ。本当だね。」
「それに……。」
「ん?何?」
「些細な事でも雅紀と一緒に見る景色の方が大事だよ。」
「…しょーちゃん。」
しょーちゃんは優しくキスしてくれた。
「さぁ帰ろう、俺たちの家に。」
「うん。帰ろう。」
俺たちの夏が静かに過ぎていく。
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