ニッポンのうろ覚えの新しい時代が始まります
うろ覚え生活はじめます
医学的には不明だそうですが、思い当たるふしはあります。
そもそも白血病になった事実を、たぶん、私は家族の誰よりも受け入れていた。発病はお盆が過ぎたあたり正直、心も体も限界でした。
発病の数ヶ月前、逃げ回っていた夫の親族会社の経理を姑さんから引き継ぐ事となりました。実は、以前も勤めてはいましたが過呼吸の発作や摂食障害が頻繁に起こり、育児を隠れ蓑に体よく逃亡。でも、今回は姑さんの年齢もありドロップアウトは許されない。更に夫の親族の中で働く重圧、しかも不慣れな事務職で次第に眠れなくなり、朝は2時起きなんとか精神を潰さないよう寝起きにヨガを3時間片岡鶴太郎か。食も細くなり、またしても過呼吸の発作にも苦しむように。
それ以前の喫茶店のパートにやりがいもあり
いつかは私も店を持ちたい無謀とはいえ、子供の頃からの夢もうち砕かれ今思うと鬱っぽくもあったと思います。
八つ当たりの何物でもありませんが嫁いびりをするでもなく、ただひたすら働く姑や優しい夫までも恨んでいました。
白血病とまでは思わなかったが、いつか私は壊れるなその予感は常に抱えていました。
治療はうろ覚えのくせに、発病前の事はなぜか鮮明に覚えているという・・
そして、白血病寛解三年半の今
十分働ける体ではあるのに、夫や姑さんの計らいで長すぎる療養期間を満喫させてもらっています。
確かに仕事は辛かったが、白血病になったのは決して夫や姑さんのせいではない。
夫は自分を責めていますが
(でも、人並みはずれてポジティブなので・・今は忘れてるかも。笑)
姑さんの後を引き継げる器じゃない悪妻と呼ばれても構わない私から仕事を退くべきでした。
結局、いい嫁でいたかった
そんな私が原因です。
可能性は低いけれど、もし、このブログを娘達が読む事があったら
本当に苦しい時は、プライドや世間体なんかかなぐり捨てて自分を守ってください。
自分を大切に出来ない人は、結局は、自分以上に大切な人を苦しめてしまうからね。