あの大手コンビニチェーンがうろ覚え市場に参入
うろ覚え特集♪贈って喜ばれる商品がいっぱい♪
私は、世界史も好きだが日本史も好きだ。 日本史が好きな理由は、おそらく、父が歴史が好きだったから（特に戦国時代ね）。それから、祖父母から戦争体験をよく聞かされていたからだと思う。 そんな祖父から聞いた、戦争体験の話の中で、衝撃的だったのが、 祖父が進駐軍のジープに水をかけてしまった話 祖父が亡くなって20年以上経つのかな？もし生きていたら、100歳ちょっとの祖父から聞いた遠い昔の話だ。
ふと思い出したので、書いてみたいと思う。 うろ覚えなので、間違っている部分があるかもしれないことをご了承ください。 終戦後のこと。 道端に置いてある植木鉢に水やりをしていたそうだ。多分、じょうろとかじゃなくて、神社の手水舎においてあるような柄杓を使っていたのだと思う。 そこへ、進駐軍の車（多分ジープじゃないかな？）が通りかかり、誤って水をかけてしまったのだそうだ。 彼らは車を止めて降りてきた。 祖父はもちろん顔面蒼白。殺されると思ったそうだ。 祖母もその場にいたようなのだが、祖母も殺されるだろう・・・・と思ったようだ。 それでも祖父は、降りてきた米兵に謝罪をしなければいけないと思い、何度も何度も謝罪の言葉を英語で述べたつもり・・・・・だった。 その言葉が 「THANK YOU」 何度も何度も土下座をしながら Thank You を繰り返したのだそうだ。 それを近くで見ていた祖母。（ちなみに、祖母の方が学があったらしい）「Thank you じゃなくて Sorry なんだけどな。」と思いつつも、一緒に謝ったのだそう。 Thank you と言われた米兵達はどうしたか？ 言葉は間違っていたが、気持ちは通じるものだ。 謝っている（つもり）の祖父の両手いっぱいに、チョコレートをのせ、ニコニコしながら立ち去ったのだそう。 そんな祖父の晩年。アルツハイマー型認知症を発症。 徘徊がひどく、自宅で祖母が祖父の介護をしていた頃は、何度も警察のお世話になっている。 特別養護老人ホームに入ってからは、介護士さん達から嫌われ、面会へ行くたびに母や叔母たちは肩身の狭い思いをしたそうだ。 でも私たち孫にとっては、最高に優しく最高に面白いおじいちゃんだった。
