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ロハスからの視点で読み解くおしゃれイズム

夏期休暇なう。
みっちり予定が入っていて (遊び含む)、1日たりともヒマな日がございません。
そして夏期休暇 第1日目の「山の日」は
山ではなく「魔都」に行ってきました。
本日(13日)千秋楽だったから もういいかな?ってことで、自分の覚え書きの為に盛大にネタバレしてます。ムダに長文です。
音楽劇『魔都夜曲』@サンケイホールブリーゼ
(07. 8.11(金祝)13:00~) 2階2J列センター

プレイガイドの先行抽選でGET。アフタートーク付きの回だったせいか 第2希望のA席に。。。
でも都合でこの日しか行けなかったから、取れただけでも良かった。
おかげで NHKーFM「今日はミュージカル三昧」、10時間マルッと 聞けなかったけどね←予約録音できず(涙)

【スタッフ】
脚本 :マキノノゾミ
演出 :河原雅彦
音楽 :本間昭光 
美術 :松井るみ

【キャスト】
白河清隆            藤木直人

周紅花(チョウ・ホンファ)    マイコ
周志強(チョウ・チーチャン)   小西遼生

新田日出夫          橋本さとし

籾田守/甘粕正彦    山西 惇
西岡勇              村井國夫

川島芳子            壮 一帆
鹿取良治            松下洸平
ユーチュン          秋 夢乃
サミー              コング桑田
メイ/シュンプー    春風ひとみ

李香蘭 (Wキャスト)    ★高嶋菜七/浜崎香帆
                   (東京パフォーマンスドール)

中谷優心、キッド咲麗花(TPD DASH!!)
村上貴亮、吉岡麻由子、前田 悟、板倉チヒロ
田鍋謙一郎、奥田達士  
【ストーリー】
舞台は1939年、上海。
当時の上海はフランスやイギリス、アメリカ、日本などの列強の租界地として異国情緒 溢れる多国籍な都市で、”魔都” と称されていた。

日本人青年・白河清隆(藤木直人)は、公家の血を引く 日本政府の要人の息子。父親の命令で上海に来たが、遊興に明け暮れている。
ある日、清隆が 暴漢に襲われていた兄妹・周志強(チョウ・チーチャン/小西遼生)と 周紅花(チョウ・ホンファ/マイコ)を助けた縁で、三人の間に友情が芽生える。

新田日出夫(橋本さとし)が支配人を務めるクラブ『ル・パシフィーク』は、ジャズの音色とともに人々の思惑渦巻く不可思議な空間だった。
清隆も、志強、紅花と共に出入りするようになり、様々な人々と出会って上海の現状を知っていく。
そして清隆と紅花は いつしか惹かれ合うようになるが、清隆は日本政府の要人の息子という身分であり、周強と紅花には ある秘密があった。
 
時は第二次世界大戦前夜。
清隆と紅花、そして彼らを取り巻く人々の大いなるドラマが展開してゆくーーーー
(公式を ちょっと加工)
主人公・白河清隆のモデルは 実在の人物である近衛文隆 氏 (第34、38、39代内閣総理大臣・近衛文麿の息子) 。
ということで、たしか劇団四季『異国の丘』の主人公のモデルも同じヒトのはずですが、ストーリーは全く別モノ。

この時代(を舞台にした作品)の空気感、映画『上海バンスキング』とか『覇王別姫』とか思い出しました。
1920~30年代の上海とかドイツとかが舞台になってる作品って、独特の空気が漂っていて好き。
不穏な時代にも関わらず、ある種の活気に満ちている。生きていこうとする人々の強さ?なのかな。

物語の主軸は 清隆と紅花のロマンスだけど、いろいろな人生が垣間見えて 群像劇のようでもあり。
作品のあらすじ的に時代に翻弄される悲恋モノなのだろうなぁ~なんて予想をしていたら、意外にも面白くて、ひとまずハッピーエンドだった。

とは言え、阿片(アヘン)中毒、抗日運動、戦争、コミュニストの暗躍など、混沌とした時代背景が ちゃんと描かれているので、嫌でも影・闇の部分も感じたり
登場人物の無国籍っぷり (←それぞれ国籍はあるのだけど、心の拠り所として) に切なくなったり。
開演10分前、舞台上でジャズバンドの生演奏が始まり、クラブ歌手に扮した夢秋乃さんの歌、コング桑田さんのMCに、支配人の橋本さとしさんの登場で、気付けば そこは1939年の上海のジャズクラブ。
突如 響く女の叫び声に、支配人が言う「おっと、さっそく何かが始まった」……
まるで作品世界にエスコートされているかのように素敵なプロローグだった。
(以下、全ての画像は ゲネプロ映像よりお借りしました)

幕間休憩を挟んで二幕、という時も生バンドの演奏とコングさん扮するサミーとアンサンブルさんの歌うジャズで始まり
サミー曰く「皆さん2017年で休憩してらしたので、この歌で1939年に帰って来て頂いた」と。

音楽劇と言うだけあって 至るところで生バンドの演奏やシンガーの歌があり、作品の世界観と合っていて心地よかった。
ストーリーもテンポ良くて、一幕二幕 各1時間15分ぐらいあったけど、ダレるということが無く。二幕なんて時間 経つの早かった気がする。

ただ、日中関係が悪化する中、度々 歌われる日本の唱歌「旅愁」 ("ふけゆく秋の夜、旅の空に~"ってヤツ)。
持っていきたい方向はわかるんだけど、若干 押し付けがましく感じた。って私がひねくれてるだけかもしれませんが。
舞台は2階建て構造になっていて、2階部分は主に 蘇州河に架かる橋、もしくはジャズクラブ「ル・パシフィーク」の玄関。

1階部分は、奥から清隆の居室が現れたり、クラブの店内になったり、上海の街角になったりする。
2階部分で芝居をしている時に 1階が暗転したり、舞台の左右でクラブと街角に分かれたり交わったり

とにかく場面転換がスムーズで途切れることがないので、気持ちも途切れない。まるで音楽の流れに乗ってるみたい。

私の席は2階の後方で(オペラグラス必須だけど) 俯瞰して観ることができたので、時に石畳になったり、時に妖しげになったりする照明がよく見えて、とても綺麗だった。
ラスト、日中関係を憂慮した清隆は皆の計らいで憲兵から逃れ、紅花と共に 蒋介石に交渉する為、重慶へ旅立つ。
物語の光と影が くっきりしていたわりに、ハデな大団円っぷりが ちょっと甘すぎるかな?とも思うけど
モデルとなった近衛文隆氏の その後の実話 (蒋介石に会う前に捕まり、日本に戻された) を思えば、ひとときの幸せなのだなぁ、と切なくなって
みたり。
実話を知っているかどうかで受ける印象が変わってくるかもね。

史実とフィクションがうまく織り交ぜてあって、演出も美術も音楽も、もちろん役者も、何もかもが まとまり良くて好きな作品でした。
キャストの印象は。
白河清隆:藤木直人さん。 (モデル=近衛文隆)
清潔感があって品が良くて、白いスリーピーススーツが本当に良く お似合い。そこにトドメの爽やかスマイル。
カネ払いの良さも嫌味なく、由緒正しき お家柄の坊っちゃんがハマってました~
一貫して優しくてポシティブで 全くブレないので、 蒋介石に直接交渉!という展開も、なんか このヒトならアリだな、という説得力がありました。
周紅花(チョウ・ホンファ) : マイコちゃん。(モデル=鄭蘋茹(テン・ピンルー))
中国人の父と日本人の母を持つ、抗日運動家の女性。マイコちゃんのスラッとして美しい立ち姿に、ちょっと不思議な感じの雰囲気と 憂いを含んだような笑顔が、この役にも物語の世界観にも合ってるなぁ、と。
ただ、「笑い」と「泣き」の演技がイマイチだったかな~。もう少し上手くなるといいね。
周志強(チョウ・チーチャン) :小西遼生くん。
紅花の腹違いの兄と言ってたけど、実は抗日運動家で紅花とは兄妹ではなく男女の仲だった。
でも最終的には清隆と紅花の為に一肌脱ぐあたり、メッチャいいヒト。←ここらへんの三角関係は やけにアッサリしてたな。
カタコトの日本語が お上手で、とにかくハマってました。
そして いつ見てもカッコいい。藤木直人さんと並ぶ姿、二人まとめて お持ち帰りしたい衝動に駆られた←
新田日出夫 :橋本さとしさん。
ジャズクラブ「ル・パシフィーク」の支配人。カッコ良かった~。ホント カッコ良かった~。
どういう展開だったか、セットの階段に座ってグラス傾けつつ歌う?という場面がありましたが、その色気に鼻血が出そうになりました。
(『三銃士』でも酒をあおっている場面があったのだけど、それがもうステキ過ぎて未だに忘れられない←余談)
ただ、もっと裏のある役かと思ったら そんなこと無かったので、ちょっと肩すかしだったかなw
籾田守/甘粕正彦 :山西 惇さん。
清隆のお目付け役の外交官、籾田さん。清隆に身分違いの恋はうまくいかないと悟らせる為に、クラブの歌手ユーチュンに近付いたものの本気になってしまった愛すべきオッサン。別れの決意、切なかったなぁ~…てか、山西惇さんがロマンスを演じるの初めて観たかも?
もう一役の甘粕正彦は、実在の人物( )。風貌は籾田役と それほど変わらないのに、そこはかとなく漂う大物っぷりが凄かった。演技巧者って こういうヒトのことだと実感。
西岡勇 :村井國夫さん。
上海在住の お医者さん。見守り系の役どころで、ハマってました。妻を亡くした辛い過去を持つ、というエピソードが 地味に切ない。
ル・パシフィークで歌う場面があり、とても良いお声を聴けました。好きだなぁ村井パパの声。
川島芳子:壮 一帆さん。
実在の人物で、清朝の皇族でありながら日本人の養子となり、日本軍の工作員として働いた "東洋のマタ・ハリ"。
中国人でもなく日本人でもない。にじみ出る哀しさが作品に深みを与えていたかと。
えりたん は相変わらず立ち姿が綺麗。男装の麗人からの~深紅のチャイナドレス、美しかったしカッコ良かった。
さとしさん扮する新田と、ほんのりロマンス漂う感じが絶妙でしたな。
『』観たいーーー!
鹿取良治:松下洸平くん。
ジャズピアニスト。歌手ユーチュンに惚れていて、籾田と別れたユーチュンを追う。
ユーチュンの為に作ったという曲が「蘇州夜曲」だったあたり、モデルは服部良一 氏?
あの一途さ、誠実さ。傷心のユーチュンも心をゆるすだろうと納得できるキャラだった。
それにしてもピアノ、本当に弾いてた!(←気になってオペラグラスでガン見した) 上手かったです。
ユーチュン:秋 夢乃さん。
ジャズシンガー。とにかくその歌唱力で盛り上げてました。
作品の歌要員と思っていたら、籾田との悲しいロマンスが。その後、良治と結ばれたのが救いでした。
で、この方、劇団四季にいらっしゃった秋夢子さん? また歌を聴ける作品で会えるといいなー。
サミー:コング桑田さん。
ル・パシフィークのMC。いや、もう、素晴らしい盛り上げっぷり。笑わせていただきました。
そんな彼もフランス人との混血だとかで、「帰る場所なんか無いヨ」と哀愁 漂わせるんだよねー。切ないです。
メイ/シュンプー :春風ひとみさん。
清隆のメイド、メイ。ずっと中国語で何言ってるのか わからないけど笑えるし、なんとなく伝わるのは演技力のタマモノ(爆)
一転して、傷心のユーチュンが故郷に帰ったあとピンチヒッターとしてクラブで歌うシュンプー (って春風?w)の華やかさと歌唱力には圧倒されました。
関係ないけど、村井國夫さんと春風ひとみさんと言えば、懐かしのマックス公爵とルドヴィカ夫人だよー
アフタートークの高嶋菜七ちゃんのトークがツボでした (後述)。
李香蘭 (山口淑子): 高嶋菜七ちゃん。
言わずと知れた大スターの、デビュー間もない頃かな? 川島芳子とは逆に 日本人でありながら中国人として活動していた。(たしか わりと最近までご存命だったはず)
高嶋菜七ちゃん、メチャ可愛くて歌もお上手。一場面しか無いのがモッタイナイ。
で、「東京パフォーマンスドール」← まだやってたことに驚き。篠原涼子ちゃんとか穴井夕子ちゃんの頃しか知らないよ……
それから、籾田の甥 (役名忘れ(汗))役の板倉チヒロさん。
ジャズクラブで場所もわきまえず日本を語るあたり、空気読めない系かと思わせといて、その実 とても切ない役どころでした。
男らしい容貌で、日本男子という雰囲気が良かった。
それからもう一人、役名忘れたけど(汗) 田鍋謙一郎さんも、三枚目の役どころと思わせておいて、実は暗躍するコミュニスト(共産主義者)という二面性が、少ない場面にも関わらず しっかり伝わってきて良かったです。
あとは、キッド咲麗花ちゃん。
『パコと魔法の絵本』の子だよね? 大きくなったなぁ~と感慨しきり (→)。
当時あまりの可憐さに、歌えるならリトル・コゼットやってほしい、なんて書いてたけど、どうやら歌ウマさんになってるようで 秋夢乃さん扮するユーチュンのバックコーラスしてました。
貧民街で中国民謡を歌っていたのも この子?←顔がよく見えなかったのだけど、歌ウマでした。
「TPD DASH!!」というユニットに所属しているようなので、またどこかで会えるかな~
最後は 登場人物が 順にマイクを持って歌い継ぎ、藤木直人さんがギター!という
、めっちゃ楽しいエンディングでした。
ミュージカルじゃないのに歌ウマ揃いw

DVDの発売が決定しているらしく、ロビーで予約を受け付けてました。
ヒト多かったから なんとなくスルーしちゃったけど、申し込んでおけば良かったな~またネットで見てみよう。
パンフレットも買えば良かったと後悔しきりです←なんだかゴツくて重そうだったんだもん (コングさんもパンフ重いって言ってたし)。
どうも最近は、面倒くさい、という気持ちが先にたってしまうなぁ…
公演のあとは、アフタートークあり。

司会はコングさんで、メンバー的に ガールズトークで、ということで(笑)
「おしゃれイズム的に」と言うコングさんに、藤木さん手を叩いてウケてましたw
とにかく高嶋菜七ちゃんの、20歳の目線での登場人物の恋愛語りが際立ってたわ~。
西岡(村井國夫)とメイ(春風ひとみ)については「微妙に夫婦感 漂ってる」「過去に何かありました」(爆) ←劇中では それらしい雰囲気は無いのだけど。ついマックス公爵とルドヴィカ夫人だもんwって思っちゃうよね。
新田(橋本さとし)と川島芳子(壮一帆)については「 (タンゴを踊った) あの後、絶対二人 付き合ってます」←自信満々(爆) このあたり特にツボ。
若者トークに圧倒されたかのような春風さん、えりたん の苦笑にも、ちょっとウケました。

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山Pのおしゃれイズム

すぐに終わっちゃった(^-^;

真面目くん、

ジェジュンとお酒飲みながら

真剣に仕事の話とかしてそうだ。

カレーとラーメンがスキなところも似てるけど

下ネタはしないってところが違う

NEWSのライブのアンコールではいつもTシャツ何枚も重ねて着て1枚ずつ脱いで客席に投げてたよ^^

でも下ネタはないって事ね?

ずっと仲良しさんでいて欲しいね^^

2年前の5月7日は

ジェジュン訓練所の修了式でした。

「JJ army」

 

?

私達もご家族同様、誇らしかった日。

総合2位(全員224名)

撃ち訓練:1位

擲弾訓練:1位

ランニング:15位 (全員224名)

 

 

 

待ってるファンのためにも

誠実に頑張って来たジェジュンが益々好きって思えた日になりましたね?

ジェジュンの頑張りに負けないように

明日からの1週間も頑張っていきましょうね

おやすみなさい!!

画像はお借りしました

 

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