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滋賀県の堅田というところに、佐川美術館、という美術館があります。
http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/plan/2018/02/110.html
2018年7月14日より、同館の開館10周年を記念して、田中一村生誕110年の記念展が開かれるというので、オープニングの日に合わせて今回の旅程を組みました。

京都から佐川美術館までは、公共交通機関でおよそ50分程度。JRで堅田駅まで行き、バスに乗り換えて20分程度。
堅田駅から佐川美術館に向かう途中、バスは琵琶湖に架かった道路を進んでゆきます。
バスの車中からの景色

びわこ、、、めっちゃデカくて綺麗。
こりゃ、湖じゃなくて海だな。

終点の佐川美術館に着いて、驚いたのなんの。なんて近代的で、瀟洒な建築物なのかしらん。
しかもこの美術館、あの佐川急便が作ったものなんだそうです。

水辺に佇むように建てられていて、夏場の癒し効果抜群。
入場料は破格の1000円。しかも、田中一村展の期間中は、箱根の岡田美術館との相互割引があります。
以下、佐川美術館ホームページより引用。
■相互割引のお知らせ岡田美術館と佐川美術館のチケット半券をご提示で、入館料が割引になります。期間:7月14日(土)~9月17日(月・祝)※期間外のものはご利用になれませんのでご注意ください。・岡田美術館半券⇒佐川美術館 入館料100円引き(一般1,000円⇒900円/高大生600円⇒500円)・佐川美術館半券⇒岡田美術館 入館料250円引き(一般・大学生2,800円⇒2,550円/小中高生1,800円⇒1,550)

わたしは、岡田美術館の入場券を持参したので、優待価格の900円(100円引き)になりました。

さて。入場してみると、入り口付近には、誰ぞや作のステキなブロンズ像がいくつも展示されています。
ここは、常設展でも素晴らしいコレクションがあるようでゆっくり観たかったけど、ノンビリ観ている暇はありません。
時間との勝負なので、今回は一村展のみを駆け足でまわることに。

佐川美術館での一村展は、一期と二期に分かれていました。
一期は…画家 田中一村の誕生するまで
二期は…田中一村の誕生、そして奄美へ

今回の展示では、幼少時代の田中米邨(一村の幼少時代の画号)の画業から、時代を遡って作品を鑑賞することができます。
数えで一村が8歳のころの作品から展示されていますが、すでにそのスタイルは確立されており、早熟の才をいかんなく発揮していたことを物語っていました。

作品群は、一期と二期あわせて150点あまり。
色紙にささっと描いたように見えるものから、どれほどのデッサンを重ねたのか分からないほど描き尽くしたという軍鶏の絵やら。
大作の襖絵や屏風絵やら、自らが納得するまで筆を走らせた、一村さんにしか描けない作品たち。
少し意外だったのは、仏画や、雛人形、兜なども描いていたこと。
戦時中は常に戦争が終わるようにとの祈りを込めて観音像のデッサンをしていたと。切なる祈りが伝わる仏様が描かれていました。
また、身内の節句には、雛人形や兜の掛け軸を描き、贈っていらしたそうで。
実物の雛人形や兜を買い与えることが出来なくとも、それよりもっと素晴らしい、直筆の絵を贈っていたんですね。お身内にとっては、後世に残るなによりの宝になったことでしょう。
40代での四国〜九州へのスケッチ旅行を経て、自分だけの絵を描くため、一村は50歳を迎える年に単身、身寄りもない奄美に移り住みます。

生涯を通じて清貧な生活を送りながら、生活必需品を切り詰めて高価な絵の具を工面していたそうです。
画材を買うため大島紬の工場で数年働き、まとまった金が貯まるとまた絵を描き始める…
生前に正当な評価を受ける事のなかった田中一村は、そんな生活を繰り返しながらも、絵を描くということ、それこそが生きる歓びだったのでしょうね。
もし、生前に画壇で華々しく活躍していたら、後世にどんな絵を遺していたのかな。
いま、田中一村の絵を求めてやまぬ人が絶えることはないのは、そんな想いを真摯に受け止めることが出来るからではないかしら。

色紙はグローバリズムを超える!?

エスカノール役の杉田智和!!おまえらメンバーでもある杉田♪ 大罪でも、めちゃ面白い役を演じているよねぇ~♪ 色紙に描いた画に・・・才能が溢れるのォ~♪ 

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