色紙が抱えている3つの問題点

色紙について係長100人に訊いてみた

今日は3回目の月命日昨日は泣いたーーーー
あーー辛い。一生この辛いの続くのかなと絶望的とは違いますが似た感覚になりました。
辛いのは嫌だ。こんな思いしたくない
でも辛くなるのはほんとにたまにで基本前向きに過ごしてます。
でも…前向きに進んでいると自分で思っていても前向きに進んでるのは自分の半分だけ、残りの半分は
空に異常があるかもしれないと知らされた日から亡くなった日をループしてる、その時から止まったまんま。
一向に時が進んでくれない(;;)いや、もう進むことはないのかもしれない。
空を忘れちゃいけないのは分かってるでも…..辛いよ(;;)

最後に空のお仏壇
私自身シンプルが好きなのですがシンプルすぎるかなと最近思ってます(;^ω^)
なのでぬいぐるみを置いてマットの両サイドに大きめの花瓶とお花生けて壁に可愛い旗を飾ろうかなーと思ってます。
空と飾ってある色紙は命名紙を作って下さる方に注文して書いて頂きました♡

とても可愛い命名紙飾る額も買わなきゃ!可愛くしよう

色紙 感動のないものは造らない。

「じゃぁ、今日は帰ります」

先生は四宮さんたちが作ったのであろう色紙を

鞄の中に戻すと

お母さんにお辞儀をして立ち上がった。

『…先生』

「ん?」

『その色紙はどうするんですか?』

「俺が持っておくよ」

『四宮さんたちに何か聞かれませんか?』

「青葉に会うことは誰にも言ってないし
もし、聞かれても俺が忙しくてまだ青葉に
渡せていないと伝えるよ」

『そうですか…』

「うん」

先生は比奈の表情を伺いながら

短く頷くと

彼女がまだ何か言いたそうにしているのを察してか

同じ目線までしゃがみ

比奈の言葉を待った。

『あの…学校に行けないです…』

「うん、行けないか」

『土曜日に課題の提出をしに行くことも…』

「うん、難しいか」

『郵送じゃダメですか?』

比奈の言葉に先生より早く

母親が反応した。

「何言ってるの。
なんでそんなにわがままなの?
これ以上、先生に迷惑かけて
比奈は何がしたいの!?」

先生の前にもかかわらず

鬼のような形相で

叱りつけたお母さんの剣幕に

比奈は言葉が出ないでいた。

わがまま、迷惑

その2つの言葉が比奈の心にずっしりと響く。
「いいよ、郵送でも」
母親の怒りを無視するように

比奈の心を包むような口調で

横から先生が答えた。

『え?』

「でも、土曜日までに着くようにしてほしい。
それはできるか?」

『…はい』

「それから新しい課題はどうする?」

『学校のプリントと一緒に…』

「あぁ、そうだな。封筒に入れておくよ」

『ありがとうございます』

「ただ、1つ約束してほしい」

『…約束?』

「時々は青葉の顔が見たい。
だから、俺が来てほしいと言った時に
来てくれないか?」

『学校に…ですか?』

「うん。誰もいない放課後でも
皆が授業をして外に出てこない時間でもいい。
どうしても難しいなら青葉の家まで行くよ。
時々、俺と会うことを約束してくれるか?」

『…わかりました』

「ありがとう。じゃぁまた」

『はい…』

玄関まで見送ると

お母さんと共に先生にお辞儀をした。

先生は学校に来いとか、待ってるとは言わなかった。

待たれても応えることができないし

来ることを期待されると心が苦しくなる。

青葉が楽しく生きることを願うと言ってくれた先生に

比奈は心が開きかけていた。

先生が去ったあとの家は

あまり居心地がいいものではなかった。

お母さんは比奈の”わがまま”を引きずっているようで

会話をしたくないのか

仏頂面でさっさとキッチンに入ってしまう。

比奈はこれ以上母親の怒りのスイッチを押さないように

静かに自室へと戻った。

『あ…』

ふと、部屋に入り電気を点けて気付く。

今日は1日中、カーテンを開けなかった。

そっとカーテンをめくり

暗くなった外を見つめる。

隣に立つ梅棟やその奥の桃棟の明かりで

中庭がよく見えた。

比奈の家は団地の1階にあり

中庭が良く見える。

毎朝カーテンを閉めるのは

学生たちがこの中庭を通って

門を抜けるせいだった。
もう、このままずっとカーテンを閉めておこう。

比奈は心の中で呟いて

勉強机に向かった。

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