特攻 いいにおいがします。

特攻は人気商品の産業革命

【星はまたたき物語は始まる】という本に紹介されていた沢木耕太郎さんの『無名』を読んでいて作者に親近感を覚えた
淡々と綴るノンフィクション
『無名』の中で、親について何処か守るべき人と感じていたという文章が出てきて
まさにわたしが養父母に感じていた気持ちと似ていて…あっ、おんなじだって。
子どもの頃に母親を亡くし特攻隊の生き残りでもあり、戦後の荒廃した世の中で荒れはしてもどこか純粋で 真っ直ぐに生真面目で
それ故に酒に溺れていた養父
やはり幼い頃に津波で実家を流され両親の愛を知らずに学校も出してもらえず丁稚奉公のような子守をして育った養母
どちらも世間の荒波に揉まれはぐれそうになりながら必死で生きてきた人たちだった
その後、読んだ『世界は『使われなかった人生」であふれている』でも様々な映画を通してのエッセイはさり気なく、それでいてジワっと沁みて、未だ観てない映画は観てみたくなった。
世界は「使われなかった人生」であふれている (幻冬舎文庫)Amazon
キアヌ・リーブスについても…
平凡さと見分けがたいナイーヴさを持った俳優・ハリウッドスターには珍しい透明感という表現があり、その「平凡さと見分けがたいナイーヴさ」という捉え方に、ふとHSPを重ねてみたりして
言い得て妙な…不思議な感覚だ
心の琴線にふれる言葉に…見えてくるものがまた広がる

***ナイーブ、ナイーヴ (naive) は、「うぶ」「世間知らず」「お人よし」「無警戒」「ばか正直」を意味するフランス語。例えば美術の素朴派として「ナイーブ・アート」という童心的な絵画を指して使う事もあり、このような場合は否定的とは限らない。日本では「飾りけがなく素直な様」「純粋で傷つきやすい様」「単純」という意味で使われ、近年の日本におけるナイーブはどちらかというとsensitiveに近い。ウィキペディアより
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特攻のススメ

このブログを始めて一番びっくりしたというか、嬉しかったのは、見えない世界に理解がある人が、全国にはたくさんいた! ということです。

最初は 「信じてくれる人がいるのだろうか?」 と思っていました。

いきなり特攻隊の前世だの、靖国で霊に会っただのと、そんなところから始めて、私、おかしい人と思われるのでは? とビクビクしていました。

というのは、これまでの人生で、うっかり見えない世界について話をしてしまって、嫌な思いをたくさんしてきたからです。

小学生の頃、自分と同じように誰もが霊や神仏について知っていて、幽霊を見たりしていると思っていました。

ですので、普通に憑依の話とかしていました。

ある日、友達に 「みんな識子ちゃんのことを、変な人って言ってるよ」 と言われ、ショックを受けました。

母に報告すると、見えない世界のことはあまり人には言わない方がいい、とアドバイスされました。

それからは言わないように気をつけていたのですが、彼氏となると話は別で、最初の夫には話していました。

ですが、最初の夫にも結婚後に、 「この人、危ない宗教してるんじゃないか、と付き合い始めの頃は思っていた」 と言われました。

最初の夫とは高校生の時から交際していたのですが、この人ならわかってくれる! と信じていたのです。

でも彼の方は、 「このまま付き合っていたら、何かヤバいかも」 と考えていたとのことで、 「別れるかどうか真剣に悩んだ」 とまで言われました。

ショックでした。

最初の夫は無神論者でしたので最後まで私のことを、神とか仏に頼る弱い人間、と思っていたようです。

その後、特攻隊の前世で知り合いだった人と出会い、そういうことは初めてだったので、嬉しくてついつい話をしてしまいました。

その人は、神仏を信じていたし、神社仏閣めぐりと朱印集めが好きな信仰心の篤い人だったので、絶対に大丈夫だと思ったのですが、やっぱりダメでした。

前世の話となると、怪訝そうに聞いていて、その後なんとなく避けられてしまい、ギクシャクした関係になりました。

言わなければよかった、と後悔しました。

先日記事にした親友ですが、彼女にも一回だけ、幽霊話になった時にうっかり口をすべらせたら、 「そういう話はせんといて」 とキッパリ言われました。

見えない世界を信じていない人は、この手の話をする人に嫌悪感を抱くみたいです。

私を好きとか嫌いとかには関係がないんだなぁ、と様々な経験から学びました。

以来、実生活では一切、誰にも見えない世界の話はしていません。 (身内は除きます)

最近、私の職場に新しく、若いケアマネが入ってきました。

30代なかばですが、先日、突然、みんなのいるところで、 「私、霊とか見える人なんですよ~」 と言ったので度肝を抜かれました。

今、ここで言っちゃっていいの? と私の方が焦りました。

みんなはとりあえず表面上、話を合わせ、 「私に何か憑いてない?」 「私はー?」 「私も見て~」 と言って彼女のそばに行きます。

彼女は1人1人を見て、大丈夫、と言っていました。

誰かが 「この事務所は?」 と聞くと、 「ここは一応、大丈夫です。××事務所にはいますけどね。それと、霊が憑いてる人がいたら、私がそばに行きませんから~、それですぐにわかると思いますよ。私が話しかけなくなったら何か憑いているってことですね」 と答えていました。

みんな、 「そうなんや~」 「それ、怖いなぁ~」 と言っていましたが・・・その後やっぱり、彼女は陰で変人扱いされていました。

別の事務所のケアマネにも 「あんたとこ、変なケアマネ入ってきたんやて?」 と苦笑しながら言われ、ああ、誰かが早速噂を流してるな、と思いました。

見えない世界がわかる人をどうして馬鹿にするのか・・・悲しいことに世間ではそういう扱いだと思います。

実生活で受け入れてくれる人は、まだまだ少ないように感じます。

今回のケアマネのカミングアウトでしみじみそう思いました。

ですので、このブログを読んで下さる皆様には、心からお礼を言いたいです。

理解して下さってありがたいです、嬉しいです、と感謝の気持ちでいっぱいです。

「いつも本当にありがとうございます」

今回は私の心からのメッセージです。

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