乗り換えの大運動会
お姉ちゃんがヨタヨタしながらおぶっていました。
乗り換え 少し愛して、ながーく愛して。
こんにちは~
今日も来てくれて、ありがとう!
まずは冷たいお飲み物、どうぞ
さて。
冒頭のタイトル通り。
今日は「スマホデビュー、なるか??」です。
人生50年(+α)、
織田信長が辞世の句を詠ったお年頃の私ですが…
生まれてこのかた、ケータイを持ったことがありません。
スマホどころかガラケーも、一度として。
何故かというと、一番は煩わしい。
いちいち誰かや何かと繋がるなんてイヤ。
一人が好き。 孤独を愛する女なんです。
二番目は、操作がめんどう。
覚えるまでがうっとうしい。
メカ音痴だから、イチイチつまずく。
「ああ~どうしようどうしよう、
この先どうなるの?このまま続行していいの??」
変な汗かきまくり、です
そして三番目。
ヒネクレもんなんで、「皆やってる」に反発心。
時勢に反して、アナログであることに
うっすら誇りさえ感じていた(笑)。
が、やんごとなき事情により、
ついに持たざるを得ない状況に陥った。
さてどうするか。
とりあえず、「スマホ 格安」でネット検索する。
ダーッと出てくる件数の多さにビビり、
まずは目についたサイトを開けてみる。
うっ… 早くも固まる。
SIMって?下り?上り?データ容量?
大文字が躍る、「月額〇〇円 サマーキャンペーン」
ばかりが目に飛び込むが、その下に「※」がやたら多い。
それは老眼には辛いものがあるのだ。
料金比較サイトも、判断材料になる知識がない初老にはツライ。
目がショボショボ。
頭はパンパン
これは、やっぱり店頭で話を聞くしかないなあ~
しっかし、それが一番嫌だったりする。
自分の無知ぶりをさらけだすのが、何よりイヤ。
わかんないくせに、プライドだけは山より高い
で、行こう行こうと思いながらも中々足を運べなかったのだが、
ある日、ふと大型電気店の前を通りかかったのが運のつき。
いつもだったら、警戒してよけて通るのだが、
その日は何となく入ってしまった。
そして店頭で美々しく光るスマホを眺めていると、
音もなくすす~っと男性店員が近づいてきた。
「スマホをお探しですか?乗り換えですか?」
「いえ、初めてなので…」
何故か声が徐々に小さくなる。
まるで「初めて」が「いえ、処女なので…」に近い
ニュアンスを帯びているのは、いかがなものか。
もじもじしていると店員は安心させるように
ニッコリ笑い、「大丈夫ですよ」と
大丈夫なの?あなたにお任せしていいの?
とやや上目づかいになった(///∇//)
「詳しい者をお呼びします」。
そしてさっそうと現れたのは、三十代位の女性販売員。
きびきびした動作とハキハキした説明は、
相当場数を踏んでいると見た。
「ケータイ、持ったことないんです、一度も」
「えっ、一度も!」
「ご主人は?ご家族の方は…」
「独り者で」
一瞬驚いたようだが、そこはプロ。
何事もなかったようにテキパキと進める。
「では、見積もりをお出しします。
初めてのお方でしたら、こんなプランはいかがでしょうか?」
淀みない説明は立て板に水、
口をはさむ余地がない。
けれどこちらも目を白黒させているばかりでは、能がない。
弱々しくも、はかない抵抗を試みる。
が、すべてアチラにしては「想定内」らしく、
全部「大丈夫」にされて
「それではお申込書を持ってきます。
今日でしたら、これから設定も全てして、
使い方もお教えしますよ」
えっ。話を聞くだけじゃ…
ちょ、ちょっと待って。
「あの、大体わかりました。
とりあえず今日のところは」
と辞去しようとすると、
強引に「待った」をかけられる。
先ほどの端末は2台しかないんですよ。
次に来られるときはもうないかも。
3月8月はどこも大掛かりにキャンペーンしてますけど、
こんなにフルセットお得なのは、今だけなんです。
月末は乗り換えの方が多いから、
キャンペーンを引っ込めちゃうこともあるんです。
今度来られても、どうなってるかわかりません。
最後、トドメの一言。
平日の今日なら私も予約入ってませんから、
設定から使い方まで丁寧にお教えできますけど、
週末は忙しいし、一通りの対応しかできないかも…。
素晴らしい揺さぶり方である。
ここまで言われると、グラつくものだ。
ただその日、私は朝から遠出していた。
そのうえワケわからん説明を聞いて、
疲れがピークに達していた。
「ごめんなさい。私、一度で決められない人なの。
服買う時も、ぐるっと回ってくるの。」
「私もそうですよ~」と涼やかに言いながら、
それでも獲物を狙う猟犬の目つきで微動だにしない
こうなると持久戦だ。
「疲れてるから、外の空気吸いたい。お茶飲みたい。
買い物してから、戻ってくるかも」
と正直に訴えても、彼女は動かない。
「じゃあ、戻られた時にすぐ手配できるよう、
お名前と電話番号だけ、記入していただけますか」
ここは折れた。
実際、契約してもいいと思ったから。
ただ疲れて判断力が落ちているのに、
即決するのだけは避けたかった。
最後の攻防。
なんとか天守閣は守ったぞ
そして深々と頭を下げて、電気店を後にした。
ああ~脱力。
よくがんばったなあ…
とにかく、一歩進んだ。
聞くのさえ怖かった私が、ちゃんと店員さんと話した。
ほんの少し、分かった。ぼんやりと全体像が見えてきた。
大きな前進だ。
自分へのご褒美にアイスクリームを買って、
帰路についた私でした
ではまた。
どうぞ今日もお幸せに
☆☆☆
レイキヒーリング・ヒプノセラピーなど
サロンメニューは、
ご予約可能日は、
または・・・
pianoneko☆abelia.ocn.ne.jp (☆を@に変えて)
(PCメールですので、受信設定をお願いします)
078-599-6375 (自宅電話)
☆☆☆
よろしかったら、
ぽちっとどうぞ。