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乗り換え 東京に質問は、ないかね。

怖さ、心細さより好奇心が勝る私の一人旅。。。

昨日のフィンランドに引き続き

8月に旅したアイスランドの思い出から。。。

数年前の今日・・・

世界一治安が良くて…

世界一空気が綺麗な首都レイキャビク…

歩いてたっけ。。。

自然に圧倒され…価値観が変わり。。。

できる事ならもう一度行ってみたい国と問われれば

即答で言える『アイスランド!!』

フィンランド、スエーデン・・・と2回乗り換え。

仕事でずっと使っている『アイスランドモス』(苔)。。。

そのモスがどこまでも続くという大地をどうしても見てみたかったのがアイスランド旅の始まり。。。

延々と続く溶岩の上を覆い尽くすモス

地熱発電

氷河トレッキング

フェス

地球の裂け目

ホエールウォッチング

溶岩台地・ホーストレッキング

1週間通った世界一美味しいとされるホットドック

グトルフォスの滝

ブルーラグーン

間欠泉・ゲイシール

流氷クルーズ

ハットルグリムス教会

上の教会からの首都レイキャビクの街並み

ギークなら知っておくべき乗り換えの3つの法則

2017年8月18日(金) 私は珍しく独りで居酒屋にいました。

「はーい、活きづくり お待ちどうさまでーす!」

「ありがとうございます」

「うーむ、こ、これが最高級のブランド魚か」

皿の上の切り身を見ると分厚く切っているにもかかわらず、透明感があります。

艶もあります。

 小皿に醤油を入れて大きめの皿のはじっこに置かれたワサビをちょっと箸でつまみ

魚の切り身に載せます。

そして、醤油をちょっとつけて口に運びました。

「んっ・・・歯ごたえがある」

噛んでいると口の中にまろやかな甘みが湧き出てきます。

「確かにうまい! この歯ごたえは身が新鮮な証拠だ」 

 私はこの日、生まれて初めて「関(せき)アジ」を食べました! 

この地に来たら、必ず食べようと心に決めていたのです。

「関アジと関サバ」それに「とり天」という料理です。

 この3品でどこの特産品かお分かりの方も多いと思います。

そうなんです。

私は今、大分にいます!

出張でやってきました。

しばらく、ここにいます。(本音としては、はやく帰りたいです)

 この仕事がこの夏の最後の仕事です。

無事に終われば、少し休めます。

 朝、みなさんのブログにちょっとおじゃましてから新幹線に乗りました。

 久し振りの東海道新幹線「のぞみ」です。

座席の足元がすごく広いです。

 いつも乗っている山形新幹線の「つばさ」と比べると20センチほど広いです。

ゆったり出来ていいなぁ。

 途中富士山は見えるかな?と思ったのですが曇っていて見えませんでした。 残念。

京都に着いて、やたら、キョロキョロしていたのは私です。

 「近くまで来ているよ!」と心の中で言いましたが聞こえるわけはないですよね。

まぁ、いいか。

 

 

 新大阪・広島を経て、小倉(こくら)で乗り換えです。

 特急ソニック31号に乗り換えました。

 車両すべてが青いです。

それも、やや濃いめの色なので、パッと見ると「重量感がある印象です」

             ( ↑ ソニックの車内のドアはガラス張りです とてもしゃれています )

  小倉で見かけた他の車両の全面は赤と黒の2色でした。

 あまり、見ないカラーリングだと思いました。

濃淡など甘ったるいものはなく、ズバッと濃い色というのが九州的なのでしょうか?  

 別府を経て、目的地の「大分」です。

 隣のホームには派手な列車が停車していました。 何なのでしょうね。

 遂に来たぞ! 生まれて初めて来た土地です。

見るものすべてが、初めてなのですべてが新鮮です。

途中までは進行方向、右側は山ばかりでした。

左側は田んぼとたまに見える海。

  ( 一瞬 アメリカかと思いましたが「うさ」という場所に出ていた大きなプレートです )

          (ソニックの座席には切符を入れるための小さなポッケがついています)

                                       ( ↑ 別府駅前です )

のんびりとして、いい場所だと思っていたのですが、大分に着いたら忽然と巨大都市が現れた感じでした。

 大きな街ですね。

駅舎もきれいで立派です。 

大友宗麟(おおとも そうりん)公が出迎えてくれました。

 今から450年前大友宗麟はフランシスコ・ザビエルと出会います。

それがきっかけで宗麟公はキリスト教と共に異国の文化に強く惹かれていきます。

宗麟公はキリスト教を保護して豊後府内(現在の大分市)をヨーロッパ文化の受け入れ先

として発展させたのだそうです。

 このようなことを今日、初めて知りました。  うーん、新鮮だ! 

 うわーっ、立派なホテルです。

 きれいな部屋だろうなぁ。

 うわーっ、普通のホテルです。

 私がお世話になるところです。 

でも、大浴場があって、そこは温泉なんですよ! 

                             ( ↑ ホテルのHPより )

 さすが大分です!  「おんせん県」と銘打ってPR活動していますからね! 

 地味な部屋です。  しょぼ・・。

でも、無線LANがあるからいいかな。

窓を開けると普通の事務所や住宅が目の前に広がっていました。 (・・ですよね)

 で、ホテルに荷物を置いて街にむかったわけです。

刺身を食べるのでお寿司屋さんか居酒屋がいいのかな? と思いながら歩いて店を探しま

した。 

      ( ↑ この店にしようかな?と思ったのですが とり天がなかったのでやめました )

  食べたいのは「刺身」「とり天」です。

店の前に出ているメニューを見てこの2つが出ている居酒屋に入ることにしたのです。

 実は独りで居酒屋に入るのは生まれて初めてのことです。

普段、お酒はほとんど飲みません。

お酒を飲める場所に入ることも、めったにありません。

私もずいぶん大人になったものです。

「どうだ!アダルトだど!」  (おバカさんですね!) 

 私はカウンター席に案内されました。

「飲み物は何にしますか?」

「グレープフルーツサワーはありますか?」

「そういうのはちょっと・・置いてないのですが」

「炭酸の入ったものは何がありますか?」

私にメニューを見せながら「この辺のサワーとかになります」

よくわからなかったので「白いサワー」と書かれているものにしました。

「うん、おいしい」 カルピスなのかな?

 お通しでポテトサラダが来ました。

ポテトの上に載っているのは味噌ではありません。

「ウニ」です。

深い甘みがあり、とてもおいしかったです。

「トリの天ぷら」が登場しました。

 トリのから揚げではないのです。

「天ぷらなのです」

ポン酢にからしを混ぜて食べてくださいと説明を受けました。

サクサクしていておいしかったです。

「地元の人たちは家庭でも鳥のから揚げは食べないんですか?」

「家庭によってまちまちだと思いますが、食べますよ!」 

 メニューで見つけた「マテ貝のバターソテー」も来ました。

 ちょっと味は濃い目ですが、珍しいものだろうなぁと思いながら食べました。

日本酒に合いそうな料理でした。

 私が注文したのは「関アジの活きづくり(小)」です。

それでも2200円もするんですよ。

 関サバも食べたかったのですが、メニューを見ると半身で5000円でした。

なので、今回は関アジ1本にしぼりました。

(初日でお金を使い果たすと明日からの生活に影響します)

 「関アジ」というのは地域団体商標登録された名前です。(関サバも同じです)

大分市の目の前にある豊予海峡で漁協の漁師さんによって1本釣りされて佐賀関で水揚げされた魚に対してのブランドなのだそうです。

この海峡は潮が速く網は使えません。

  ( 大分県関崎(左側)と愛媛県佐田岬(右側)とに挟まれる豊予海峡-wiki )

 そのために1本釣りです。

釣ったその場で生き締めにしてその日のうちに市場に出ます。

鮮度が高いわけですね。

あれっ? 私が食べたものは活魚の刺身でしたけど・・。

そういうのもあるのですね。

魚1匹1匹に<関アジとか関サバ>と書かれたタグがついているという話だったので

居酒屋でタグを見せてほしいと言ったら、生の魚には付かないと説明されました。

そういうのもあるのですね。

 この海域で育った魚は身体をよく動かし、食べ物のプランクトンも豊富なので身体が

大きくなって、身も締まっているのだそうです。

 私が食べた刺身は(小)の刺身ですが、大きいものになるとプラス15センチもの大きさになると言っていました。

そういうのもあるのですね。

 その土地、土地に特産品は数多く存在します。

大分には地形が作り出した「海の幸」がありました。

すばらしい事ですよね。

 この先も長く、いつまでも「関アジ・関サバ」が存在してくれたらいいなと思いながら

ほろ酔いで自分のホテルに戻るのでした。   

             ( 豊予海峡 手前が関崎で左手奥が佐田岬 右手の島は高島- wiki  )

 もう、満足しました。

後は帰るだけです。  

「この馬鹿者がぁーっ!!」

「まだ、何も仕事していないだろ!」

「働け!」 「へぃ!」

  最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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