観劇 僕らは、短い夏を駆けぬける。
初日観てから、一日明けての観劇。
1階 8列目の良席でした。
幕開けの説明的な内容が理解できたからか、
細かなお芝居が変わったからなのか
(なんか、変わっているんだけど、何が変わったかはわかりません)
すんなり物語の世界に入っていけました。
上田久美子先生は、
物語のだれかに肩入れすることなく、
視点が広くって、
観る方は「今日はどの視点でみようかな!」
と無限に遊べますww
?
くーみん(上田久美子先生)の世界が味わえる
年齢にくーみん作品をめでられる
幸運に心から感謝ww
?
観劇 ミテ
8月だというのに天候が悪く
今一つパッとしない気分の中
クリエだけは連日猛暑にも負けない熱気で溢れています。
ご観劇有難うございます!
今日もGACHIにまつわるお話を。
ネタバレ注意です。
今回の舞台では
リプライズも含めてなんと
合計27曲!!もの楽曲が使用されています。
そのほとんどを作曲してくださったのが
佐藤泰将さんです。
僕は読売交響楽団による
「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー」と「REPAIR」で
ご一緒しました。
今回の楽曲はどれも耳に残る名曲ばかりで
GACHIの世界は佐藤さんの音楽なくしては
成立しないといえるほど。
そんな中、実は3曲だけ既成の曲を使用しています。
1曲目は掃除の場面の後半に流れるクラシックで
ヨハン・シュトラウス2世のポルカ「雷鳴と電光」です。
これはs**t kingzさんのアイデアで
動きと音楽のバランスが絶妙ですね。
まるで「トムとジェリー」を見ているようです。
2曲目は由紀恵さんのバーで全員で歌い踊る
映画ナインで使用された「シネマ・イタリアーノ」です。
劇中では由紀恵さんがかつてやったことがあるダンスという設定
ですが、実際香寿さんは「ナイン」には出演されていません。
さらにこの曲は映画版のみに収録されており、舞台版にはなく、
このような形で本格的に翻訳上演されたのは
GACHIが日本初!ではないでしょうか。
(ちなみに原語では人名やイタリア語を連呼するのですが
訳詞するにあたり、意訳させていただきました)
そしてもう一曲は、やはり由紀恵さんが歌う
「ユー・レイズ・ミー・アップ」です。
日本ではケルティック・ウーマンが歌うバージョンが有名ですが
トリノ五輪で荒川静香さんが使用して一躍有名になりましたね。
日本語にも訳されていて、今回使用したのは
先日お亡くなりになった山川啓介さんのものです。
森山良子さんが歌われています。
「あなたは私の夢に翼を与える人
越えて行けるどんなに 苦しい山も海も」
誰かに勇気をもらう喜び
この場面にぴったりだと思い選曲しました。
舞台を作る人間の一人として
作品を通じ、観客の皆さんに
喜びをお渡しすることができたなら
これ以上の幸せはありません。