王様がないインターネットはこんなにも寂しい

王様のお気に入りが見つかる!

「上護軍。遅くなり申し訳ございま
せぬ。」

「よい。奥方の話は耳にした故の
無事でなによりであった」

「はっ!ありがたきお言葉。奥も喜び
ましょう」

都の入り口で、上護軍を筆頭に
高麗軍が、大護軍と迂達赤の到着を
待っていたのだ。

「功労者の大護軍がおらなば、華が
咲かぬであろう?民は皆知っておる
この地を護る守護神とな」

「何を仰せになられます。某など
まだまだ若輩者・・守護神は上護軍殿
にございます。」

「世辞はよい。参ろうか」

「はっ!」

チョンスの里を出、まる一昼夜
早朝にも関わらず、民はみな笑顔で
出迎えてくれた。

地べたにひれ伏す老若男女
手を合わせ拝む者もちらほら見える

「して。大護軍此度のキム・スギョン
の沙汰を聴いてはおらぬか?」

「はっ・・・」

上護軍は、王様が下したお沙汰いち早く
耳にし、ヨンに伝える。

「・・・奥方と孫娘を・・」

「驚きであろう?此度ばかりは
女人とて許さぬ!。今後もどこぞの
夫人であろうが容赦はせぬ。と
申されたとのこと…王様もお変わりに
なられたものよ。嫌みなどではないぞ
そちの奥方が良いように変えて
下された。まさしく天女よの・・」

「・・・」

民が出迎えるなか、高麗軍先頭を
歩む二人。馬上で言葉を交わす。
ウンスを誉められ、悪い気はしないが
なんとも複雑な心持ちである。
みなの注目を浴びれば浴びるほど
天女を手にいれようと、よからぬ輩が
蠢くこともあり得るのだ。

「大護軍。どうされたか・・?」」

「いえ…特には」

「そうか。おお--王宮が見えて
きたの・・」

「はっ・・上護軍。願いの義が・・」

「みなまで言わずともよい。待たせて
おるのだろう。王様には某から
お伝え致す。無論そなたの働きも」

「はっ忝なく・・」
ヨンは、王宮大門を潜ると
テマンを呼び寄せ耳打ちする。
王様の拝謁を先伸ばしにし裏門より
ウンスを迎える為チュホンを走らせる。
「御苦労であった。上護軍・・
此度の働き、既に聞き及んでおる
紅巾をよくぞ退けてくれた。」

「はっ!王様・・されど 某の手柄では
ございませぬ。大護軍の策が功を総し
見事紅巾を遠ざけることができたのです
大した男でございます。某も
あと僅かで隠居の身となりましょう
この地位を任せることができるのは
大護軍のみ。王様…その折には
是が非でも説き伏せて頂きたく
お願い申し上げます。」

「ふっ。それがの・・褒美はいらぬと
度々断るのじゃ。難儀な男よ
して、大護軍はどこじゃ?」

「はっ。奥方を迎えに・・・某の一存
で許しを与えましたが・・・」

「ふっははは…よい。あの男の一番は
常に奥方故…以前、そう余に申した
ことがある。いつまでも変わらぬのだな
・・上護軍。そちも奥方を大事にせねば
ならぬな」

宣仁殿。重臣らが並ぶなか
王様の笑い声が響いていた。
一方ウンスらは・・・

「叔母様…腰が・・」

「そうじゃな…外へと出てみるか?」

「やった--そう来なくっちゃ」

長い道のりを狭い馬車で過ごして
いると、エコノミークラス症候群に
成りかねないと、ウンスは思う。

馬車から降りると、ソマンを叔母に
預け柔軟体操をし始める。

「それは・・何をしておるのだ」

「ぶぶっっ」

叔母もソマンも怪訝そうな顔をし
ウンスを眺めている。

「同じ体勢で長い時間過ごして
いると血栓…えっと血の塊と思って
ください。それができ亡くなることも
有るんです。だから身体を動かさないと
叔母様も交代しますから
十分なだけ身体を解してください
ほら、ソマンおいで」

「私はよいであろう?常に日頃
身体は動かしておる故・・・」

「駄目ですよ。過信は禁物ですから
その油断がいけないんですから」

「・・・そうか・・どうすればよい?」

叔母はウンスに問う

「先ずは・・」

ウンスは、腱を伸ばすように
見本を見せる。ソマンを抱えたまま
の為か、幾分不恰好に見える。
いつの間にか、アル。チョンス。
サルムまで馬から降り、皆で
柔軟体操を始めていたのだ。

都の外れ、ひと目に触れぬであろう
木々の隙間に馬車を止めていたが
何事かと見いる者もいる。
続きは明日で

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王様マニアック一大特集♪

 

 

せっかくVOICARIONを観にいらっしゃるんだ

 

 

 

 

 

 

マジックの雑学の一つでも覚えて帰って頂きましょう

 

 

 

 

 

 

カードには

 

 

キング

 

 

クイーン

 

 

ジャック(王子)の三種類の絵柄がありますね?

 

 

 

 

それぞれの絵柄には

 

 

ダイア

 

 

クローバー

 

 

ハート

 

 

そしてスペードがありますね?

 

 

 

 

クローバーは「知識」を表しています

 

 

ハートはそのまま「愛」

 

 

ダイアは「お金」と・・・

 

 

 

それぞれ、意味があるのですが

 

 

 

ちなみに・・・

 

 

 

 

 

それぞれの人物の顔の向きが違うのはご存知ですか?

 

 

 

 

 

 

 

まずは「知識」を表すクローバー

 

左から若き王子は知識に興味がないので、少し顔を背けています

 

 

クイーンは、興味なくはないけど、ありもしない・・・

 

 

年老いた王は「知識」の大切さを知っているので、じっと見つめています

 

 

 

 

お金を意味する「ダイア」ですが

 

若い王子もそこそこ興味がある

 

クイーンは、興味なくはないけど、ありもしない・・・

 

年老いた王様は「お金」をガン見しています(笑)

 

年取ったらお金なのでしょうかねW

 

 

 

 

 

そして愛(ハート)

 

 

若き王子は「愛」に釘付けです

 

クイーンは、興味なくはないけど、ありもしない・・・

 

王様も愛には興味はあるけど、王子ほどはない・・・お爺ちゃんだからね

 

 

 

 

そして・・・

 

 

 

 

この、誰もが目を背けるスペード・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死を意味します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

声のキングとクイーンの饗宴

 

 

クリエ プレミア音楽朗読劇

 

VOICARION

 

 

ゴーストクラブ

 

 

 

まもなく上演です

 

 

 

 

お楽しみに!!

 

 

 

 

 

 

 

余談ですが・・・

 

 

 

 

 

クイーンの万事に対して興味のなさっぷりが面白い(笑)

 

 

 

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